筆者プロフィール

西川 淳 Jun Nishikawa
1965年式
生産地:日本国 奈良県
型式:unknown

京都大学工学部精密機械学科卒業。自動車エンジニアを目指すべく、大学では機械工学を学ぶが何を間違ったか(株)リクルート入社。カーセンサーの編集に携わる。カーセンサー関東版副編集長を経て、現在カーセンサー編集アドバイザーを務める。フリーランスのライターとしても活動中。ほぼすべての新型車試乗をこなす。


西川淳の「試乗会でこんにちは!」

南アで乗った新型ジャガーXK

Posted at Tue Mar 28 18:07:47 2006

ジャガーのエレガントなスポーツモデル

最近、高級スポーツカーが売れています。1000万円オーバー級、つまりポルシェ911クラスを基準とするプレミアムスポーツカー市場は、この5年で倍近い伸び率を達成しているそうです。長年ポルシェとベンツSLとフェラーリV8ぐらいしかなかった領域に、あれやこれやとネコもシャクシも高いクルマを出す理由は、つまり売れるから。

初代ジャガーXKなんかは比較的早くて、’96年に投入し、全世界で9万台を売りました。日本じゃ2000台弱ですけど、世界的には結構人気なモデルだったというわけ。ジャガーが2代目に力を入れるのも分かります。

試乗会は2月の南アフリカ・ケープタウンで開催されました(3月後半まで公開できませんでしたが)。南アの2月ってことは、南半球だから真夏。イギリス人にとっちゃ憧れのリゾートですから、北半球の真冬時期に試乗会を開くならここっきゃない、ってことだったのでしょう(笑)。日本から30時間かけて行く身にもなってみぃ、といいたいところですが、試乗会でもないと行かない国でしょ。30時間なんてへっちゃらへっちゃら。ワクワクドキドキ仕事サテオキな気分で成田を飛び立ちました。

香港、ジョハネスブルグを経由して、ケープタウンへ。テーブルマウンテンに喜望峰、わーいわーいな気分も束の間。空港降りてバスに乗って走り出した途端、超BLUE&LOW。空港の周り、高速道路に沿って、延々と広がるバラック小屋、スラム。町に近づくにつれ、多少は規則性のある建物に変わっていくけど、見るからに劣悪な環境であることには変わりない。

一方で、取材陣一行が拠点としたケープタウン郊外ステレンボッシュのリゾートホテル”LANZERAC・MANOR”はといえば、青い空に溢れる緑、そして旨いワインとあきれ返るほどの天国心地。ああ、この国には白人が作り変えた現代の地球の縮図が広がっていると、さらにブルーになって…。

まあ、クルマに罪はない(産業にはあるかもね)。ムービー、ちょっと“ウルルン”みたいですが、ちゃんとクルマの試乗モンもアップされます。是非お楽しみください。

     

Photo Collection

写真:優雅で力強いデザイン

優雅で力強いデザイン

ジャガーが誇るスポーツモデル、XKがほぼ10年ぶりにモデルチェンジ。伝統的なロングノーズをもつ大柄なボディはしっかり継承しています。日本ではあまり見かけませんけど、モナコあたりじゃ“定番”です

写真:受け継がれる伝統

受け継がれる伝統

いやぁ、ホントどこで見てもEタイプは惚れ惚れしますね。ロングノーズに可能なかぎりフラットなボディ。空力をコンピューターで解析するのではなく、人間が“考えて”デザインされたこの頃ならでは

写真:コンバーチブルも同時発表

コンバーチブルも同時発表

通常、クーペとコンバーチブルがある場合、クーペを先に市場へ投入し、コンバーチブルは後に導入されがちです。XKの場合、同時進行で開発をしたらしく、コンバーチブルの試乗もできました。詳しくは明日!

写真:ちょっと機能に振りすぎ?

ちょっと機能に振りすぎ?

従来よりもエレガントな雰囲気が減っているように感じます。旧型モデルはインテリアを見ただけで“ジャガーっぽさ”がありましたけど、新型は言われなきゃ分かりませんね。ユニバーサルデザインってこと?

写真:同じジャガーでも…

同じジャガーでも…

ジャガーの試乗会ということで、本物のジャガーも試乗会ツアーで見せてくれました(笑)。ムービーではあり得ないくらい近づいて撮影していますので、是非ご覧になってみてください。意外とカワイイですし