筆者プロフィール

西川 淳 Jun Nishikawa
1965年式
生産地:日本国 奈良県
型式:unknown

京都大学工学部精密機械学科卒業。自動車エンジニアを目指すべく、大学では機械工学を学ぶが何を間違ったか(株)リクルート入社。カーセンサーの編集に携わる。カーセンサー関東版副編集長を経て、現在カーセンサー編集アドバイザーを務める。フリーランスのライターとしても活動中。ほぼすべての新型車試乗をこなす。


西川淳の「試乗会でこんにちは!」

トヨタブレイドに“大人”仕様追加

Posted at Fri Oct 5 18:07:09 2007

ゆとりある走りを3.5Lエンジンが実現させる

FFのハッチバックカーにね、ハイパワーエンジン積むのって流行りなんだよね。ホットハッチが根強く支持されてきたドイツ車(VWゴルフGTIが代表格)が元で、マーケットがかい滅状態の日本でも“そこなら”って感じでいくつかモンスターが出て来た。マツダスピードアクセラなんて、昨今稀に見るホットハッチだったもんなあ。アルファ147GTA以来のクセのある刺激。

ゴルフが良く出来すぎているせいもあって、なかなかほかのクルマの評価が難しいわけだけど、ブレイドに3.5LのV6エンジンを積むって聞いたときには耳を疑いましたね。ホンマに大丈夫なのぉ、みたいな。

グレード名はマスター。相当過激でどーしようもないクルマを想像していたのだけれど(関係各位、すみません)、これがまた想像に反して、オトナなハッチバックだったよね。そりゃもう拍子抜けするぐらいに。280馬力の過激さなんて微塵もないというか。逆に、だったらこのクルマのレゾンデートル(存在理由)はどこにあんねんやあ、と叫びたくなるほど。その答は、もちろん、オ・ト・ナ、なんだろうけれど。

とにかく、びっくりたまげるような加速フィールとかを期待しちゃだめだね。上手に躾けてある。とにかく、ドライバーを驚かせるようなことがない。速いっちゃ速いけれど、手にアセ握るというフィーリングじゃない。さすが、オトナ。

全体的な乗り味としては、基準車よりしっくりきましたよ、ボクには。さすがに前がちょっと重たい気もしたけれど、ベースモデルにあった街中でのバタツキとか、旋回中のアシの動きの非連続性なんかが随分となくなって、まとまっていた。リアサスを専用のダブルウィッシュボーンにしたのが、ここで効いてきたんだね。2.4Lエンジンじゃ役不足だったのかも。

それにしてもインテリアはもうちょっと何とかしたいな。色合いとか、マテリアルの組み合わせ方とか、継ぎ目のデザインとか・・・。ゼロクラウンのような専用グリルは良かったけどね!

ところで動画では、現役レースクイーンの実川幸ちゃんと試乗しています。彼女はこれから自動車評論家を目指して頑張るんだそうです。ボクも応援しますので、皆さんもこれからの彼女に期待してあげてください。

     

Photo Collection

写真:広報写真でスイマセン・・・

広報写真でスイマセン・・・

最初にお詫びします。試乗会では写真を撮影する暇がありませんでした・・・。終始、動画のみ。カーセンサーnetのデスクのミスです(笑)。凝縮された雰囲気のデザインがグッド!

写真:ほんのちょっとラディカルデザイン

ほんのちょっとラディカルデザイン

ブレイドのマスター専用にチューニングされたサスペンション、大型ディスクブレーキ、専用17インチアルミホイールなどが特徴です。リアのブレーキランプはちょっとラディカルすぎ?

写真:高級グレードらしい高級感

高級グレードらしい高級感

スポーティに仕上げながら、ブレイドの高級グレードと呼ぶにふさわしい上質感を演出。ドライバーズシートからの視認性が優れていて、運転しやすいです。サイドブレーキのデザイン、頑張りました

写真:コンパクトカーなのに排気量3.5L

コンパクトカーなのに排気量3.5L

マスターのみに採用される、メッシュ専用フロントグリル。この奥には3.5L V6エンジンが搭載されます。もっと過激に仕上がっているかと思いきや、そこはオトナな雰囲気たっぷり

写真:弟子の実川幸、本邦初公開!

弟子の実川幸、本邦初公開!

現役レースクイーンでありながら女性自動車評論家を目指したい、とのこと。バイクも乗りこなす彼女は、なかなか運動神経がよさそう。これから試乗会の動画には頻繁に登場するかな?応援お願いします