筆者プロフィール

西川 淳 Jun Nishikawa
1965年式
生産地:日本国 奈良県
型式:unknown

京都大学工学部精密機械学科卒業。自動車エンジニアを目指すべく、大学では機械工学を学ぶが何を間違ったか(株)リクルート入社。カーセンサーの編集に携わる。カーセンサー関東版副編集長を経て、現在カーセンサー編集アドバイザーを務める。フリーランスのライターとしても活動中。ほぼすべての新型車試乗をこなす。


西川淳の「試乗会でこんにちは!」

2代目になった日産エクストレイル

Posted at Thu Oct 18 12:56:28 2007

アウトドア好きには自信もってオススメ

オレがもうちょっと若くて、にもかかわらず子供がいて、アウトドアスポーツが好きで、スーパーカーなんぞに興味がなきゃ、迷わずエクストレイルだな。それぐらい、デキがいい。ファミリィカーとしても使える(乗降性がちょっと不便だという以外ね)し、オフロード性能は優秀だし、高速道路もちゃんと走れるようになった。

まあ、確かに外観の雰囲気はまるで一緒だよな。並べたって一瞬かわらんもの。テレビCMでわざわざ「ニューエクストレイル」ってアナウンスするのも納得できる。違うのはわかっても、どっちが新型か、ってのがわからない。それは欠点にもなりうる。違いがわかるだけじゃだめなんだ。はっきり新しいと思えないとね。最近、そういう新旧のデザインで差が少ないものが多い。

デザイナーいわく、あの大きさでクロカンとしての機能と街乗りワゴンとしてのユーティリティなどを考えれば、必然的にあのカタチが合理的なんだそう。それはもう先代で確立されていたというわけだ。そう言われれば、何も反論できませんわな。

まあ、とにかく、クロカンであるということを除けば、誰にでも自信をもってオススメできるクルマですよ。たっぱのあるタイヤを履くクロカンとしちゃ、例外的に一体感あるライドフィールがあるから、運転もしやすい。マウンテンバイクをそのまま放り込める荷室なんてのも、そういう遊びをしたい人にはたまらんだろうし。

2L+4WDは、ちょっと非力かな。できれば2.5L+4WDを。オフなんて行かない、って人はFFでもいいけれど、個人的にはファッションのみの理由でSUVに乗るのは賛成できないね。デメリットが多過ぎるもの。得られるものが少ない、というかね。せっかくエクストレイル乗るんだった、やっぱり総合的に楽しまなきゃ。そうできない人は、デュアリスをどうぞ。

エクストレイルとデュアリスの日産SUV兄弟は、今年出た日産車の中では最高の走り味やったね。

写真はスペインでの先行試乗会の模様になっている。なぜなら、日本での試乗会は台風のなかだったから・・・。動画でその模様をご覧頂きたい。

     

Photo Collection

写真:一応フルモデルチェンジ

一応フルモデルチェンジ

街乗りメインのクルマだとしても、雄大な景色に包まれるエクストレイルも似合う。実際、オフロードにおける優れた走破性には、本当に驚かされた。しかし外観はどこが変わったのやら

写真:間違い探し

間違い探し

新型エクストレイルのリアスタイル。一番右手は旧型です。よく見るとエンブレムの位置、ドアのプレスラインの長さ、Cピラーのウィンドウなどが違うんです

写真:質感が向上してちょっと上品に

質感が向上してちょっと上品に

今までは使い倒して汚しても気にしない、みたいな雰囲気があったが、新型ではそうは思えない。ちなみにディーゼル+6MTが私が最も気に入ったモデルでした…

写真:旧型よりもキレイになった荷室

旧型よりもキレイになった荷室

広くなっただけでなく、トレーも用意されて、意外に使い勝手が良かった。ただインテリア同様、今までのように“道具”として汚れたまま使い倒す、というイメージは減った