筆者プロフィール

西川 淳 Jun Nishikawa
1965年式
生産地:日本国 奈良県
型式:unknown

京都大学工学部精密機械学科卒業。自動車エンジニアを目指すべく、大学では機械工学を学ぶが何を間違ったか(株)リクルート入社。カーセンサーの編集に携わる。カーセンサー関東版副編集長を経て、現在カーセンサー編集アドバイザーを務める。フリーランスのライターとしても活動中。ほぼすべての新型車試乗をこなす。


西川淳の「試乗会でこんにちは!」

グランセニック試乗会その2

Posted at Fri Sep 9 14:30:32 2005

フランスのステップワゴン?!

結論から言うと、グランセニックはとてつもなくいいGTでした。つまり、長距離ドライブに向くグランドツーリングカー。東京から軽井沢まで。なーんのストレスもなく快適に走りました。

 決してスポーツカーじゃないですよ!見てのとおり、モノスペースワゴン。日本でいうところの7人乗りミニバンの欧州版、ですから。言ってみればフランスのステップワゴンなわけです。

 けれど、ライフスタイルの違いですかね、フランス人と日本人の。とにかく、ファミリィカーでも重要視されるのはロングドライブがいかにラクで快適でくつろげるか、ということ。

 グランセニックのコンセプトは”フランス人のバカンスのためのクルマ”なんですが、要するに1日の移動距離が1000kmを超えるようなバカンス旅行を家族全員で楽しむことを前提に、クルマが作られているんです。

 これは、ミニバン風のクルマに限ったことではなく、5人乗り以上のワゴンやセダンだってそう。フランスのクルマって大概、長距離移動には向いています。
 
 グランセニックって、ベースになったメガーヌよりGT性能はいいんじゃないかな。とにかく、下半身がしっかりしていて、路面に吸い付くように走る。不安感は一切なし。これは助手席とかでも同じみたい。

 しかもいいのは、日本の乗用高速域でその安心と快適が得られること。ドイツ車のように150km/h以上じゃないと本領発揮とならい、なんてことがない。とっても日本向きなGTミニバンです。

 町乗りは、いわゆる欧風の固めな乗り心地。トントントンとリスミカルに路面の凸凹をいなす。好きな人にはたまらんでしょう。国産車になれた人には、最初はつらいかもね。

 というわけでグランセニック。長距離移動が多い職業の方やロングドライブ好きには最高でしょう。

     

Photo Collection

写真:試乗会会場

試乗会会場

ズラッと並ぶクルマたちを見ると、やっぱりいいなぁ、って思いますよね。まるでクルマの大展示場みたい!ルノー車全員集合です

写真:3ナンバーですが

3ナンバーですが

ルノーとしては、ホンダのストリームのような役割を担っているんでしょう。でも個人的には、フランス版のステップワゴンとして評価していますね。高速移動には向いてますよ、ホント。

写真:独特でしょ?

独特でしょ?

リアハッチ部分はルノーらしく個性たっぷり。横幅はマツダMPVくらいありますね。全長は短めですが、7人ちゃんと座れます。

写真:日産の影響?

日産の影響?

インパネのまとめ方は、どことなく日本車のような手法を用いていると思いませんか?でも独特っちゃー独特ですよねぇ。