筆者プロフィール

西川 淳 Jun Nishikawa
1965年式
生産地:日本国 奈良県
型式:unknown

京都大学工学部精密機械学科卒業。自動車エンジニアを目指すべく、大学では機械工学を学ぶが何を間違ったか(株)リクルート入社。カーセンサーの編集に携わる。カーセンサー関東版副編集長を経て、現在カーセンサー編集アドバイザーを務める。フリーランスのライターとしても活動中。ほぼすべての新型車試乗をこなす。


西川淳の「試乗会でこんにちは!」

M・ベンツCクラスにワゴンモデル追加

Posted at Tue Dec 4 12:33:24 2007

結論。Cセダンと同じく、買い!

現行Cクラスサルーンの評判がめちゃくちゃいいでしょ?っで、どうせやったらワゴンがええな、って思っている人がいたとしたら、もう文句なしにオススメします。最強の実用乗用車の1台として。

たぶん、ベストチョイスはセダンと同じくC250だな。ただ今回、ドイツで乗れたのはC350、C280(日本名C300)、C320Cdi。C200Kも残念ながら乗れなかったけれど、セダンと同じように類推すれば、ベストはC250だと思う。しみじみいいなって思えるバランスに仕上がっているんじゃないか、と。セダンがそうだったからね。

新しいCワゴンの特徴は、何と言っても“ワゴンらしく”なったこと。以前の丸まったお尻がスポーティで好き、という方もいらっしゃるでしょうが、やっぱりワゴンなんだから目一杯積めた方がいいや、というのが今回の趣旨ですな。旧型比+146Lとなる、最大1500Lの積載容量を確保しました(VDA法)。

荷室の機能性も魅力。電動テールゲートも備わった。これで走りがセダン並なら言うことなし・・・。で、結果は冒頭のごとく。セダンと同様、とても良い出来なわけです。

基本的には、セダンと同じテイストの走り、当たり前だけど。荷室が大きくなったことで懸念された“空気を大量に運ぶ感じ”もほとんどない。空荷だと若干、フロアにビビリが出ていて、後ろの大きな空間の影響がやっぱりあるのかなあと思わせる場面もあったけれど、大きく気になるほどじゃない。
 
それよりも、例の機敏なステアフィールが、ややマイルドになった印象をウケましたね。数字的な速さは変わっていないと思うけれど、味付けで角を落としたというか。確かに以前と比べれば速いステアリングなんだけど、“あれれ?”って思うほどじゃない。メルセデスらしさが幾分、戻ってきたかな。そういう意味でも、実用乗用車として完成度が増したし、荷物も積めるし、セグメントリーダー的な走りの完成度は言うことナシだし、ということで、これからオススメの1台です。

     

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写真:欲しいと思うなら即買い!

欲しいと思うなら即買い!

最強の実用車と呼んでもいいかもしれない。基本的には、セダンと同じテイストの走り、当たり前だけど。荷室が大きくなったことで懸念された“空気を大量に運ぶ感じ”もほとんどない

写真:リアスタイルは好き嫌い

リアスタイルは好き嫌い

新しいCワゴンの特徴は、何と言っても“ワゴンらしく”なったこと。以前の丸まったお尻がスポーティで好き、という方もいるだろうが、荷物を優先してスクェアを重視したデザインに

写真:ワンタッチでフラットに

ワンタッチでフラットに

後席の背もたれはワンタッチで折りたたむことができる。ヘッドレストを気にしなくていいのは、嬉しい工夫だ。日本車の優れたユーティリティをちょっと真似したのかしらん?

写真:カメラマン向けかしらん?

カメラマン向けかしらん?

リモアのスーツケースを満載した広報写真がありました。M・ベンツが理想とするCクラスワゴンの使い方かもしれません。カメラマンやスタイリストにウケそうな積載量です

写真:試乗会でのひとコマ

試乗会でのひとコマ

欧米や中国では、このようなデコレーションが施されたクルマを見かけることがあります。ちょっと運転しにくそうですが、新婚カップルを乗せたクルマです。めでたいねぇ!