筆者プロフィール

西川 淳 Jun Nishikawa
1965年式
生産地:日本国 奈良県
型式:unknown

京都大学工学部精密機械学科卒業。自動車エンジニアを目指すべく、大学では機械工学を学ぶが何を間違ったか(株)リクルート入社。カーセンサーの編集に携わる。カーセンサー関東版副編集長を経て、現在カーセンサー編集アドバイザーを務める。フリーランスのライターとしても活動中。ほぼすべての新型車試乗をこなす。


西川淳の「試乗会でこんにちは!」

新型フォーカスに乗った

Posted at Wed Sep 14 19:58:47 2005

このクラスの基準を塗り替える

とりあえず2Lモデルしか乗れなかったけど、驚きました。単刀直入に言えば”すっごい、いいクルマ”。欧州フォードって、これまでもツウ好みのいいクルマ造りしてきたから、期待はそれなりにあったけど、それを超えましたね。

BMW3シリーズ並の横幅は、確かに気になるけれど、ミラーtoミラーは変わんねえという説明に、無理やり納得。きっと、都内の狭い白線内に停めようとして、苦労するんだろうなあ。でも箱根では、あまり気になりません(笑)。

動き出すと、もう完全に1クラス上。モンデオやったっけ、って思うほど。しかも、こうみえてその走りはけっこうスポーティ。いやはや、驚きました。

特に新しい電動油圧パワーステアリングとサスセッテイングがスポーティな走りをサポートしてくれます。すばやくハンドルを切りたいときには、驚くほどシャープ。街乗りではゆったり。その変わる瞬間に多少ギクシャク感を感じますが、ノリにノッて走ったときのシャープさは、さっき乗ったスイスポを上回るか、と思ったほど。

このクラスの新しいスタンダードになりそうな予感さえします。

もっとも、日本人ウケしそうにない猫背の5ドアハッチスタイルと、そこからくる後席の狭さは、ちょい気になりますね。

ということでムービーもチェックしてくださいね!

     

Photo Collection

写真:寸法アップは走行性能のため

寸法アップは走行性能のため

従来モデルよりもホイールベースは25mm長くなり、トレッドはフロントで50mm、リアで55mm拡大。ロードホールディング性能が一段と高まるようにサイズアップしている。ダンパーの大型化、ブッシュのハイドロ化、アンチロールバーの進化などが図られた。

写真:欧州フォードのプライド

欧州フォードのプライド

”スポーティさと機能性、そして実用性をうまくバランスさせたデザイン”とフォードが発表するクーペスタイルのハッチバック。ボディパネルでのエッジの使い方が上手く、硬質&高品質、を表現している。

写真:初代のほうが革新的?!

初代のほうが革新的?!

インパネ周りは初代に比べ、“フツー”になった。前席のショルダースペースは40mm拡大。シートは硬めで長時間座っても疲れにくい。ドアの開閉音、インジケーターの作動音、車内の匂いにまでこだわって開発されたという。

写真:広くなっているのだが

広くなっているのだが

クーペスタイルを用いているため、リアシートに座ると狭く感じる。ただ、数値上ではリアのショルダースペースは19mm拡大している。ちなみに衝突安全実験は、フォードの傘下であるボルボの試験センターで行われた。

写真:ラゲッジスペース容量アップ

ラゲッジスペース容量アップ

リアのオーバーハングを延長したことにより、従来よりもトランク容量は10%拡大している。ラゲッジスペースへのサスペンションタワーの張り出しは最小限に抑えられているので、使い勝手が向上した。