筆者プロフィール

西川 淳 Jun Nishikawa
1965年式
生産地:日本国 奈良県
型式:unknown

京都大学工学部精密機械学科卒業。自動車エンジニアを目指すべく、大学では機械工学を学ぶが何を間違ったか(株)リクルート入社。カーセンサーの編集に携わる。カーセンサー関東版副編集長を経て、現在カーセンサー編集アドバイザーを務める。フリーランスのライターとしても活動中。ほぼすべての新型車試乗をこなす。


西川淳の「試乗会でこんにちは!」

とにかく楽しいスイフトスポーツ

Posted at Fri Sep 16 12:15:18 2005

まるで高校球児のような存在です

何が面白いって、このクルマ、まずは全域で、元気で素直な高校球児みたいなクルマなんですね。呼んだら「ハイ!!!!!」って返事が大声で、かつ迅速に返ってくるような、そんなすがすがしさ。こういうクルマ、イマドキ珍しくって、あとはマツダロードスターぐらいじゃないかしら。だからコレ、FFのロードスターとも呼べそう。

ハンドリングはシャープだけれど扱いやすく、エンジンパワーは十二分だけどピーキーじゃない。ストッピングパワーも然り。つまり、身の丈スポーツカーの極致。

足腰はしっかりしているし、エンジン音ははっきりしているし、それでいて何もないときは静か。ちょっと固めの乗り味は、普段のいがぐり頭のようとくりゃ、やっぱり元気な高校球児だな、スイスポ(略してみました)は。

それも、甲子園で優勝してプロに行けちゃうような、優れた素質の持ち主。

もっとも、個人的に気に入らない点が1つ。それは、ルックスが子供っぽいところ。なんて言うと、高校生なんだから仕方ないじゃないって言われそうだけどね・・・。

とにかく、フィン状のフロントバンパースポイラ−は子供っぽくて嫌。できればノーマルも選べるようにして欲しい。あと、レザーハンドルの質感。スベスベしていて安っぽい。もっとしっくり馴染むものが欲しいですね。

反対に、レカロシートとサイドエアバッグ、そしてディスチャージヘッドランプのセットオプションはぜひ。15万円と、車体価格と並んでお買い得。

オートマはやっぱり性格に合ってなかったから、乗るならマニュアルで!

     

Photo Collection

写真:ちょっとオモチャみたい

ちょっとオモチャみたい

搭載するエンジンは最高出力125ps/6800rpm、最大トルク148Nm/4800rpmを誇る1.6L直列4気筒DOHCエンジン。車両重量は5MT車で1060kg、4AT車で1070kgしかないから十分なパワーだ。

写真:腰が据わっています

腰が据わっています

ムービーを見てもらえば分かるだろうが、エキゾースト音はとてもスポーティ。環境性能にも十分配慮してあり、平成17年度排出ガス基準50%低減を達成している。2本出しはカッコのためかな?

写真:やる気マンマン!

やる気マンマン!

ルーフに装着されるルーフエンドスポイラー。空気の整流効果を高めるため、と謳われている。今回、効果を確かめることはできなかったが、高速直進安定性にはひと役買っているだろう。

写真:すべてがお買い得

すべてがお買い得

レカロシートはサイドエアバッグ、そしてディスチャージヘッドランプのセットセットオプション。15万円はお得だ。ちなみに車両価格156万4500円(5MT)、161万7000円(4AT)もお得だと思う。

写真:いい感じにスポーティ

いい感じにスポーティ

メーターパネルは220km/hまで刻まれ、たとえそこまでスピードを出さずとも”スポーティ”な印象を受ける。専用装備としてアルミペダル、ちょっとスベスベした本革巻きステアリングを装備。