京都大学工学部精密機械学科卒業。自動車エンジニアを目指すべく、大学では機械工学を学ぶが何を間違ったか(株)リクルート入社。カーセンサーの編集に携わる。カーセンサー関東版副編集長を経て、現在カーセンサー編集アドバイザーを務める。フリーランスのライターとしても活動中。ほぼすべての新型車試乗をこなす。
何が面白いって、このクルマ、まずは全域で、元気で素直な高校球児みたいなクルマなんですね。呼んだら「ハイ!!!!!」って返事が大声で、かつ迅速に返ってくるような、そんなすがすがしさ。こういうクルマ、イマドキ珍しくって、あとはマツダロードスターぐらいじゃないかしら。だからコレ、FFのロードスターとも呼べそう。
ハンドリングはシャープだけれど扱いやすく、エンジンパワーは十二分だけどピーキーじゃない。ストッピングパワーも然り。つまり、身の丈スポーツカーの極致。
足腰はしっかりしているし、エンジン音ははっきりしているし、それでいて何もないときは静か。ちょっと固めの乗り味は、普段のいがぐり頭のようとくりゃ、やっぱり元気な高校球児だな、スイスポ(略してみました)は。
それも、甲子園で優勝してプロに行けちゃうような、優れた素質の持ち主。
もっとも、個人的に気に入らない点が1つ。それは、ルックスが子供っぽいところ。なんて言うと、高校生なんだから仕方ないじゃないって言われそうだけどね・・・。
とにかく、フィン状のフロントバンパースポイラ−は子供っぽくて嫌。できればノーマルも選べるようにして欲しい。あと、レザーハンドルの質感。スベスベしていて安っぽい。もっとしっくり馴染むものが欲しいですね。
反対に、レカロシートとサイドエアバッグ、そしてディスチャージヘッドランプのセットオプションはぜひ。15万円と、車体価格と並んでお買い得。
オートマはやっぱり性格に合ってなかったから、乗るならマニュアルで!
搭載するエンジンは最高出力125ps/6800rpm、最大トルク148Nm/4800rpmを誇る1.6L直列4気筒DOHCエンジン。車両重量は5MT車で1060kg、4AT車で1070kgしかないから十分なパワーだ。
ムービーを見てもらえば分かるだろうが、エキゾースト音はとてもスポーティ。環境性能にも十分配慮してあり、平成17年度排出ガス基準50%低減を達成している。2本出しはカッコのためかな?